ごきげんよう りんくんです。
お店の素敵なディスプレイに釣られて、「ついつい」ちょっとした小物を買っていませんか?
- 物欲を抑えたい
- 無駄遣いを減らしたい
と思うなら、値札を見てから、こう自問してみてください。
- コレ、何時間働けば買えるの?
この記事の内容を実践すれば、無駄遣いは減り、衝動買いもなくなります。
無駄遣いが多い人の傾向と対策
無駄遣いが多い人の傾向
- ついつい買ってしまう
- 無駄遣いが多い
という人はお金の価値を数字の大小だけで判断しているのかもしれません。
いわゆる金銭感覚を文字通りに感覚に頼っている傾向があります。
無駄遣いへの対策
感覚頼みで無駄遣いしてしまうなら、金銭感覚を数値化してみましょう。
サラリーマンは「給料」の対価として自分の「時間」を捧げて労働しています。
つまり時給を計算することができるんです。
- 自分の時給を計算する
- 何時間働けば買えるのか?を確認する
時給はだいたいで把握していればOKで、大切なのは何時間分の労働か?を考えること。
金銭感覚の数値化・見える化手順
- 自分の時給を計算する
- 必須生活費と労働時間を確認する
- 自由に使える金額と嫌な仕事を天秤にかける
1.自分の時給を計算する
給料を得るために必要な時間
一般的な雇用形態のサラリーマンの場合を考えます。
労働時間は1日あたり約8時間、週休2日として毎月20日間働く場合で、毎月160時間を会社に提供していることになります。
通勤時間や休憩時間も会社に拘束される時間です。
サラリーマンの時給はいくら?
標準的なモデルケースを想定して、きりの良い数字で計算します。
- 年収:700万円(手取り560万円)
- 勤務日数:20日/月
- 基本労働時間:8時間/日
- 残業時間:1時間/日(月20時間)
- 休憩時間:1時間/日
- 通勤時間:1時間/日
- 身支度ほか:1時間/日
この場合、560万円 ÷ {(8+1+1+1+1)時間 × 20日 × 12か月}=1,944円。
標準的なサラリーマンの時給は2,000円くらい(ボーナス込み)です。
あなたの時給はいくらでしょうか?
2.必須生活費と労働時間を確認する
生活の必須費用と労働時間
サラリーマンが生活するためにはどのくらい働く必要があるのでしょうか。
- 家賃:10万円
- 食費・日用品費:4万円
- 電気・ガス・水道:1.5万円
- 通信費:1.5万円
の場合、生活の必須費用は170,000円。
時給2,000円なら85時間分なので、実労働時間(=基本労働時間+残業時間)が9時間/日として10日分です。
1か月の半分は生きるために働いているということですね。
生活費の確認の方法
自分の生活費がわからない方は、無料スマホアプリで簡単家計簿をお試しください。
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3.自由に使える金額と嫌な仕事を天秤にかける
生活費を除くと、自由に使える金額は意外と少ないのではないでしょうか?
1,000円は安いと感じるかもしれませんが、30分もの労働が必要です。
その労働には
- 気を使う相手へのプレゼン
- 上司の説教
- 人間関係に配慮した根回し
- 必要性を感じない作業
など、あなたのやりたくない仕事も含まれているんです。
せっかくストレスと戦った成果報酬なら、あなたにとって価値があって満足感が得られるものが良いと思いませんか?
物欲を抑えるためには、あえて嫌な仕事を思い浮かべるのがコツです。
むすび:苦痛の時間で買うなら満足いくものを
物欲を抑えて無駄遣いしないためにすることは?
それを買うのに何時間働けば良いかを考えましょう。
- 標準的なサラリーマンの時給は2,000円程度
- 嫌な仕事を思い浮かべると抑制効果アップ
衝動買いをしそうになった時には、何時間苦痛を味わえば良いのか想像してみましょう。
仕事を頑張った甲斐があるもの・ことにお金を使おう!という意識になれば浪費は減ります。
では また。