ごきげんよう りんくんです。
休日のランチに、妻と近所に新しくオープンしたラーメン屋さんを訪問しました。
※トップ画像はこのラーメン屋の商品ではありません。
新しくオープンしたラーメン屋
キッチンと10席程度のカウンター、券売機とウォーターサーバのこじんまりとしたお店。
店内に入ると明るい雰囲気で、キッチンにはラーメン屋っぽい湯気と熱気。
しかしお客さんがいない。まだ13時前なのに。
少し不安を感じながらも券売機へ。
ラーメン好きそうで優しい雰囲気の店主が、こだわりポイントやおすすめを丁寧に教えてくれます。
食べた感想
注文はおすすめしてもらった「つけ麺」。
具材はチャーシュー、メンマ、ネギとシンプル。
味は・・・うまい!!
塩味と旨味に加えて、甘みも感じられる。
スープは濃厚で、太麺に良く絡む。
チャーシューは肉臭さがなくホロホロで柔らかい。
メンマは丁寧に下処理されていて、厚みがあるのに筋っぽくなくコリコリ食感を楽しめます。
全体的にバランスの取れた美味しいつけ麺でした。
女性視点でも高評価
豚骨ラーメンに少し抵抗がある、ラーメンを食べなれていない妻も満足してくれた様子。
甘さがあって食べやすく、子どもにも人気がでそう。
荷物置きや紙エプロンの対応もあって、女性への気配りも感じられたみたい。
夫婦で同じことが気になった
妻も私も同じことが気になったんです。
それはランチタイムの入店なのに他にお客さんがいなかったこと。
食べ終わるころにはカップルや女性おひとりさまも含めて、満席+待ちも出ていたんですが。
それでも、味もサービスも良いのに、ピークタイムに客足が途切れるというのは結構つらい。
最近は美味しくて清潔感のあるラーメン屋はたくさんある。
その中で生き残るためには、やはり特別な価値が必要なんだろうと思う。
お客さまにとっての価値は嬉しさ
マーケティングの本質をわかりやすく学ぶために書かれた書籍「マンガ 新人OL、つぶれかけの会社をまかされる(青春出版社)」では
競合も、自社と同様にお客様に嬉しさを提供している。強みは「お客様が競合ではなく自社を選ぶ理由」であり、競合との「嬉しさの差」。モノではなく「嬉しさ」の競争をしよう!
とあり、味だけでは競合に勝てない可能性が示されている。
本書ではレストランの再建に奮闘する主人公の姿がドラマティックに描かれていますが、開業して間もない店にとってもマーケティングはおろそかにはできないようで。
つまり上手に差別化する必要があるということだろうけど、味を追求しながらマーケティングのことを考えなければならないなんて、飲食業は苦労が尽きないとつくづく思う。
むすび:旨いラーメン屋にもマーケティングが必要
近所に新しくオープンしたラーメン屋さん。
旨いんだけど、帰り道にある駅前のラーメン屋と戦うと勝率は50%。
新メニューや大盛無料などで訴求してくるものがあれば、常連確定するのになぁ。
記事内で紹介した書籍は、小説「ドリルを売るには穴を売れ」やその改訂版「新人OL、つぶれかけの会社をまかされる」のマンガ版。
逆境からの大逆転の王道少年マンガ仕立て。
説明文も会話調で書かれており、マーケティングが1時間でスッキリわかる1冊です。
では また。