ごきげんよう りんくんです。
「お得」に聞き耳を立ててしまう私たちが大好きなもののひとつ、値引きシール。
損をしたくない売り手と買い手を「もったいない」でつなぐ仕組みですね。
この「もったいない」を大きくしたのが食品ロス問題。
私たちの家庭でも食材を最大限に活用することは食品ロス削減となり、同時に家計の節約にもなります。
そこで、農林水産省が示している食品ロス削減のためのヒントから、家計節約のヒントをまとめてみました。
今日からはじめる食品ロス削減のためのヒント
実際に食品ロス削減のためにどういったことを心がけていけば良いのでしょうか?暮らしの中で今すぐ始められる食品ロス削減のためのヒントを紹介します。少し意識して行動するだけで、その積み重ねが大きな削減につながります。
サイトでは食品ロス削減のためのヒントとして
- 買い物をする時
- 調理をする時
- 外食をする時
の心がけに加えて、料理研究家・食品ロス削減アドバイザー監修の
- 冷蔵庫整頓術
- カレーのおいしい冷凍方法
- 保存食を使ったアレンジレシピ
なども紹介されています。
食品ロス対策から学ぶ家計節約のコツ
食品ロス削減のためのヒントから、次のような家計節約のコツが学べます。
- すでに持っている食材を事前に調べて必要な分だけ購入
- 空腹時やイライラしている時は買い物に行かない
- 冷蔵庫に詰め込み過ぎない
- 作りおきは中身の見える容器で保存する
- 食材や調味料は定位置を決める
- 食材は冷凍保存でストックする
すでに持っている食材を事前に調べて必要な分だけ購入
すでに持っている食材を事前に調べておくことで、買いすぎや重複を防ぎます。
スーパーマーケットではまとめ買いで安くなることもありますよね。
ですが期限内に消費できない場合には、割引の誘惑に負けず必要な分だけ購入するように心がけましょう。
余すことなく使い切ることが節約に効果的です。
空腹時やイライラしている時は買い物に行かない
お腹が空いているときやイライラしている時に買い物に行くと、購入予定になかった甘い物やすぐに食べられるお惣菜などが魅力的に見えてしまうもの。余分な物を買ってしまいがちです。買い物に行くタイミングを見計らうだけでも、食品ロスを防ぐことができます。
節約にとって「衝動買い」は大敵なので、冷静な買い物ができるタイミングを見計らうことは非常に大切です。
冷蔵庫に詰め込み過ぎない
冷蔵庫にものを詰め込み過ぎると、「どこに」「何が」「どのくらいあるのか」を把握できず欲しいものを探すのに時間がかかるだけでなく、庫内の冷気の循環も悪くなってしまい、電気代がかかりがちです。
冷蔵庫に入れる物の量を半分にした場合、詰め込んだ場合に比べて、
- 電力量 : 43.84kWh/年
- 電気代 : 約1,180円/年
の省エネ・節約になります。(出典:経済産業省 資源エネルギー庁 省エネポータルサイト)
作りおきは中身の見える容器で保存する
透明の容器に保存しておけば
- 冷蔵庫を開けている時間を短く、素早く取り出す
- 食材を無駄なく、確実に食べきる
ことができます。
冷蔵庫を開けている時間を20秒間から10秒間に減らした場合
- 電力量 : 6.10kWh/年
- 電気代 : 約160円/年
の省エネ・節約になります。(出典:経済産業省 資源エネルギー庁 省エネポータルサイト)
食材や調味料は定位置を決める
購入済みの食材や残量の管理をしやすく、冷蔵庫を開けている時間を短くすることにつながります。
食材は冷凍保存でストックする
生鮮食品を一度で食べきれない場合は、冷凍保存することで傷ませず食べきることができます。
- 肉は下味をつけて冷凍しておけば、解凍後すぐに調理できる
- カレーはジップロックに入れて、袋の上から割り箸で挟んで分け目をつけた状態で冷凍すれば、1食ごとに解凍できる
というテクニックも紹介されています。(出典:農林水産省 今日からはじめる食品ロス削減のためのヒント)
むすび:食品を無駄にしないことも節約
私たちが社会問題にもなっている食品ロス。
その削減のためのヒントの中にも家計節約のコツがありました。
私たちの家計節約のための行動が社会問題の解決に貢献できるなら、どんどん実行していきたい、そう思わせてくれる事例でした。
では また。